おとといだったかな?
久しぶりにTなそうと電話で話す機会があった。
VOLAの取材のブッキングをとなりでUKのSどうさんがしてたので、
ついでに替わってもらったのだ。


「ダンスミュージックにベースが戻ってきたよね」なんて話から始まって、
近況報告会。
「!!!にしろクラクソンズにしろ、あれがヒットチャートに登場しちゃうから面白いんだ」ってとこを経由して、
「日本のクラブで最近のベース激低曲をかけてもなかなか盛り上がってくれない、ちょっと時差があるね」
なんて話もでて「ふ〜ん」なんつって、
さらには、
「つまりヒットをださなきゃ意味ないんじゃない」
って問い詰められる始末。
アークティックモンキーズの新譜の話から、
グルーヴのプロデュース方法まで、話は及び、
そして、結局、
「くまちゃんはヒットを目指さなきゃ意味がない」
って問い詰められる始末。
「好きにさせろよ!」と思いつつも、
持つべきものは友達だな、ってちょっとホロっときたりしつつ、
自分の進むべき道に思いを馳せてみたり。



あ、VOLAのジャケがやっと形になった。
かっこいい!
遠藤さんにやんわりと、でも、きっついプレッシャーをかけられつつも、
納得できるまで突き詰めてたら、
発売延期の危機に陥ったりしながらも、
どうやら出せることになったっぽいね。



VOLAのCDは低音の聴ける環境で聴いてほしいな。
俺たちの大好きな音楽と、
他との違いは低音だと思うんだ。
日本に低音文化みたいのがないんで、
突き詰めすぎても無駄っちゃぁ無駄なんだけどね。
ちょっと前までは、
キックが超低かった。
ロックにあるまじきキックの低さ。
これじゃあ8ビートは成立しないね。
でも、そのキックの低さに対して新しいと感じられるものを探してた人たちは、
ベースが低いって方に行ったんだ。
それもベースの芯の音からはかなり周波数的に隔たりがあるレンジに突然ローエンドが出てくるような低さ。
ベース復活っつっても、
ロック的なキックとベースの関係とはぜんぜん違う。
これが面白い。
へたすりゃ、
ベースの芯とローエンドがずれて聴こえるようなのも面白い。


クラブミュージックのベース化に対して、歌物はキック化の道を突き進んでる。
ロディアスなんだけど、
調性が不明瞭に感じる、
これが新しく感じるんだよね。
うっ。
だから?
って声が聞こえてきますな。


万年筆を買ったんだよ。